リズム感よく歌う為に -超簡単な音符のお話し-2
こんにちは、歌って踊れるヴォイストレーナー
高田三郎です(笑)
前回はリズム感良く歌う為に
4/4拍子についてお話ししました。
今日は8分音符のお話しをしましょう。
これも、譜面が楽勝の方はここでさよならです。(‘◇’)ゞ
残った方、ありがとうございます!!
引き続き、超簡単な音符のお話しをしていきましょうね。
★8分音符がとれれば抜群のリズム感に!!
まず、8分音符(♪)と聞いて
「8分音符ってなに?、何を8分割してるの?」
とネーミングに素朴な疑問を持ちますよね。
「じゃ、前回の♩=4分音符ってのも、何を4分割してるんだい?」
という事に気が付きましたか!(笑)
するどいですね。(*^▽^*)
実は、これは逆の順番でに考えていけば超簡単なんですよ。
まず、全音符=○(白玉音符)というのがあります。
これは、”全部の”という意味よりも、”もとの”という意味で考えると
ぐっと分かりやすくなります。
全音符=元の音符=○(白玉音符) だと考えたら。
後はそれを割って行くだけなのです!
元の音符を2で割った長さ、つまり半分の長さが
2分音符(白玉音符に棒がついた奴です。)
4で割った長さが、4分音符=♩
8で割った長さが 8分音符=♪
ね、たったこれだけのことなんですよ。
超簡単でしょう!!
これを、4/4拍子の関係で考えると、
一拍を2つに割って
「いち・とを、にい・とを、さん・とお、よん・とお」
カウントした時の一個の長さが8分音符=♪になるということです。
そうすると、1小節に「タタ・タタ・タタ・タタ」
と、8個の音符が感じられますね。
それが8分音符の長さです!
音符で書くと「♪♪♪♪♪♪♪♪」です。
一拍のまとまりをわかりやすくする為に♪♪の旗をつないで
「♫ ♫ ♫ ♫」こう書いても同じ意味です。
さっきの”とを”のところをオフビートや裏拍といいます。
ここがちゃんと感じられるとリズム感が飛躍的に良くなることも
前のブログでも書きましたね。
ちなみに
”いち””にい””さん””しい”
のところは オンビートや表拍といいいます。
さあ、今日から、曲を聞いたら
「いち・とを、にい・とを、さん・とを、しい・とを」
と言いながら、
手で膝を
「タタ・タタ・タタ・タタ」=「♫ ♫ ♫ ♫」
とドラマーのように叩いてみましょう!
最初は片手で、慣れたら両手で交互に叩いてみましょう。
そして、これをやりながら
曲を歌ってみましょう。
毎日やれば、リズム感が抜群のヴォーカリストになれますよ!!
★True voice の願い
あなたがまだ知らない、あなたの本当の美しい声
それをあなたと一緒に見つけたい。
それが、僕ら”TRUE VOICE “の願いです。
TRUE VOICE 主宰 SABURO TAKADA
● この記事を書いた人 : True Voice 主宰 / 高田三郎
(元) Speech Level Singing 日本初認定ヴォイストレーナー
YAMAHAゴスペル講師、昭和音大非常勤講師
ロサンゼルスから持ち帰ったハリウッドスタイルのヴォイストレーニングとプロシンガーでもある自身が開発した高田メソッドによる科学的、理論的な発声指導法で多くのプロアーティストのヴォイスコーチとして活躍中。
「高い声で歌える本」「ヴォーカリストのための全知識」「カラオケで高得点をたたき出すボイトレ本」など数十冊のボイトレ本の著者でもある。